決め切るハイボレーについて解説!6つのポイントを押さえよう

ショットスキル

チャンスボールをしっかり決め切れたときって爽快ですよね

ミスすると心の底から申し訳ない気持ちになりますよね

今回は爽快な気分を味わえるようになるための解説です

状況を理解しよう

攻撃的なハイボレーを打てる場面としては

・相手のボールが浮いた

・相手のロブが浅くなった

このどちらかが多いと思います

ロブが浅くなった場合に関してはスマッシュかハイボレーの選択肢がありますが、今回は動きがある中でスマッシュを打てるほど時間的に余裕がないと仮定します

ハイボレーで決めると言っても、渾身の力で強いショットを狙おうとすると振りが大きくなりますので

握り込み + 踏み込み

この2つの要素でパワーを出すように意識しましょう

打点

・自分の体より前

・「前へならえ」の状態に近いくらい腕は前に出す

ボレーにおいて肘の曲げ伸ばしが大きくなるとコントロールが難しくなりミスヒットも増えます

ハイボレーでも同じことです

シチュエーションによって多少差がありますが

・時間的に余裕がある時
 前に入り込みながら、「握り込み」と「踏み込み」のタイミングを合わせる

・時間的に余裕がない時
 腕の動きは小さく、相手のボールの勢いを使って打ち返す

どちらも腕でパワーを出そうとするのではなく、脚や握り込みを意識することが大事です

打ち方で気をつけたいポイント

ポイント1:ラケットを打点より高くセット

まずラケットのセット位置が低いと下から上のスイングになってしまいます

打点より少し上にセットすることでボールが浮かないように抑え込みやすくします

・打点より下にセットすると
 ボールが浮きやすくなるため、強く当てられない

・打点より上にセットすると
 ボールが浮かないため、強く当てにいける

ポイント2:ネットに詰める動き

その場で動かずに打とうとしてもパワーが出にくいです

そうなると腕を振ってパワーを出そうとしてしまいます

ネットに詰めながら打つことで脚の力が伝わり、より強いボレーが打てます

・その場で打つと
 パワーを出すために腕を使いやすくなってしまう

・ネットに詰めると
 前へのパワーが作れるため、腕を振らなくても力が伝わる

ポイント3:軸足でための時間を作る

ネットに詰めてからインパクトを迎えますが、力を伝えるためにはタイミングを合わせないといけないため、インパクト直前で時間の調整が必要になります

そこで必要になるのが軸足での「タメ」です

ネットに詰めつつ、踏み込みの前に後ろ脚の膝を柔らかく使ってためを作りましょう

これがハイボレーの力強さに繋がります

・軸足での「タメ」がないと
 タイミングが合いにくくミスヒットしやすい

・軸足での「タメ」があると
 時間の調整ができる
 パワーが伝わりやすい

ポイント4:踏み込み

踏み込みも腕に頼らずパワーを生み出すために非常に重要です

タイミングはボールをインパクトした直後に踏み込みの足が着地くらいです

ちなみに踏み込み脚の着地がズレると

・早く着地
 体がボールに向かっていかないので腕で調整してしまう

・遅すぎる着地
 ボールに力が伝わりにくい
 早く着地よりは全然良い

ポイント5:少しだけ腕を使う

さっき腕は振らないって・・・

と困惑しているかと思います

腕に頼って不利すぎるのは良くありませんが、全く使わないとさすがにパワーが出にくいです

コーチでもいれば動かす幅を見てもらいながら練習してみてください

自主的に練習したいという方は動かす幅は「20cm以内」にとどめてください

この短い幅でタイミングを合わせられるようになるまで練習しましょう

動かす幅
 20cm以内

状況によってはもう少し振り幅があってもいいですが、慣れるまでは極力小さく動かす中でパワーを伝えられるタイミングを練習しましょう

ポイント6:インパクト時の手の感覚

攻めのハイボレーはスマッシュではないです

スイングによるミスヒットしない

でもパワーのあるショットが打ちたい

そのためには脚の動きもそうですが、握り込みも重要です

インパクトで握り込むことで、ボールが反発しパワーが生まれます

同時にラケットヘッドが下に落ちないようにストップさせましょう

・インパクト時の手の感覚
 握り込みながらインパクト
 当たったところでラケットを止める

ラケットが止められない方は、インパクトと同時にラケットを後ろへ引いてみましょう
大太鼓を強く叩くように

練習を重ねれば必ずタイミングは掴める!

最後に

強打のタイミングは体で覚えないと実践ではうまく打てません

何度も反復練習を重ねて試合で自信を持って打てるようにしましょう!

守りのハイボレーについても解説してます

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