ロブを打たれても大丈夫!ディフェンス(繋ぎ)のハイボレーの打ち方を解説

ショットスキル

ダブルスで自分が前衛にいて、相手からロブを上げられたとき

あっ、上むりお願い!!!

瞬時にこの決断をしてしまう超消極思考のあなた

今日で卒業してください

明日からはロブが上がったらとりあえず触りにいきましょう

ハイボレーはセンスではありません

色々理解を深めていけばさほど難しいショットではないのです

ではハイボレーがGより嫌いな皆さんが頑張る気になれるように解説していきます!

状況を理解しよう

まずハイボレーを繋がないといけない場面としては

相手がロブを打ってきた

深さがあり、後ろに下がってキャッチしないと届かない

このような状況です

自分が後ろに下がってからのショットになるという点に注意です

ここで気をつけたいのが2つ

強いボールで返そうとしない

低く返そうとしない

これは、難しい体勢から良いショットで返そうとしてしまうとミスが増えるからです

よくあるパターンとしては

強いボールで返してやる!!

パワーを出すためにラケットを大きく振ってしまう

低く返すぞ!!

体勢が悪く、芯で捉えられずにボールが浅くなりネットにかかる

これらのミスを減らすためにも、極力ボールをしっかり捉えることに意識を集中できると良いです

グリップ

ボレーを打つ際にはコンチネンタルグリップで持ちましょう

ハイボレーでも同じです

コンチネンタルグリップの握り方について解説している記事もありますので、わからない方は目を通してみてください

【テニス】コンチネンタルグリップとは?持ち方とボールの飛び方について解説
コンチネンタルグリップならではのショットの強みや特徴を解説 慣れてしまえば早く安定させることができます

打点を理解しよう

繋ぎのハイボレーにおいては打点は非常に重要です

打点がずれると力が伝わりにくくなり、ミスや相手のチャンスボールになってしまうからです

それでは具体的に打点の位置ですが

前後:体よりやや後ろ

左右:体の近く

打点

先ほどの話を思い出してみましょう

ハイボレーで繋ぐときに注意したいこと2つ

強いボールで返そうとしない

低く返そうとしない

これでした

強く打つ必要はないのです

では実際にどのあたりで捉えればいいか

前後:自分の利き手側の肩より後ろ

左右:かなり体の近く

この2つのポイントを踏まえてハイボレーの準備をすると

Yの字』となります

自然と打点が利き手側の方より後ろになり、手が前方には出にくくなります

打つときに注意したいポイント

ポイント1:体の向き

横向きです

これから紹介するポイントは全て大事ですが、これは最重要と言っていいくらい気をつけなければならないところです

横向きのメリットとしては

後ろにリーチが長くなる=深いボールも届く

グリップとの兼ね合いで回転の調整がしやすい

後ろへ走る動作がしやすい

体のバランスをとりやすい

などがあります

届かないことにはどうにもならないのでまず追いかけやすい体勢をとるという意味でもロブの対処法としてまず横向きを作るということを意識しましょう

ポイント2:ラケット面の向きを斜め上向きでキープ

繰り返しになりますが、繋ぎのハイボレーにおいては強いボールは必要ありません

とにかく確実に返していきたいのです

ラケットヘッドが無駄に動かさず、打点を意識してボールが来るのをあってあげましょう

ポイント3:軸足(後ろ足)でバランスをとる

状況的にも後ろに動いてからのショットになることがほとんどな繋ぎのハイボレーでは、両足でしっかり立とうとするのは難しいです

打ちやすいポジションについてからボールを捉えるまでの短い時間だけでいいので後ろ足でバランスを取ることを意識しましょう

ポイント4:インパクト時はラケットヘッドが先行しないようにラケットを前へ

ラケットヘッドが先行してしまうと

ミート率が下がる

ボールの軌道が低くなる

大事なのは正確に当てにいくことです

インパクト時は他にも意識しなければいけない点がいくとかあります

ラケットを下に振らない(手の高さをキープ)

インパクトで握りすぎない

ボールの斜め下を捉える(面の向き斜め上向き)

たくさんありますが全て気をつけて打てるようになれば、繋ぎのハイボレーの確率は格段に上がるはずです

ポイント5:打ち終わりの体勢

横向きキープ!!

軸足でバランスを取る!!

しつこいですがやはりこれが大事です

前足を出そうとすることにより体が開いてしまうので、軸足でバランスが取れるように体を回さずにキャッチしましょう

ハイボレーはダブルスにおいて必須!

ダブルスではボレーが活躍する場面が多々あります

平行陣でのプレーをする際には相手からのロブをうまく処理できるかが非常に重要ですのでぜひ安定した守りのハイボレーをマスターしてください

ダブルス平行陣の記事もありますのでご一読を!

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現役テニスコーチがテニスについて隅から隅まで解説
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