【ストローク】トップスピンの打ち方・気をつけたいポイントについて解説

ショットスキル

ラリーが繋がるようになってきたらどんどん強いボールを打っていきたくなりますよね

ボールのスピードが上がればアウトのリスクも高くなっていきます

それでもコートに入れるためにはトップスピンが必須です

今回は「トップスピンの飛び方について」と「簡単にトップスピンの打ち方」について解説していきます

トップスピンのメリット

トップスピンがかかるとフラットのボールに比べて次のような変化が起こります

・ボールの落下地点が手前になる

・ボールの落下速度が速くなる

・バウンドが高くなる

つまり強いショットを打ってもコートに入りやすいというメリットがあります!

トップスピンのデメリット

トップスピンのデメリットは

・ボールの軌道が低いとショットが浅くなったりネットミスになる

・ミスヒットしやすい

トップスピンをかけるとボールの落下地点が手前になりやすいため、軌道が低くなるとショットが浅くなり相手のチャンスになったりネットミスにつながります

また、ラケットヘッドを下から上へ大きく動かす打ち方のため、ミスヒットをしやすくなります

おすすめのグリップ(持ち方)

どの持ち方でもトップスピンをかけることはできますが、薄すぎるグリップだと回転がかかりにくく手首への負担も大きいです

現実的には

・イースタングリップ

・セミウエスタングリップ

・ウエスタングリップ

の三択になってくると思います

グリップ(持ち方)と特徴について詳しく知りたい方はこちら!

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ではそれぞれ向いているタイプを紹介していきます

イースタングリップが適しているタイプ

・スイングスピードがゆっくり

・テニス経験がそれほどなく、力にも自信がない 

・強い回転を必要とはしていない、緩やかなスピンがかかればいいという方

イースタングリップは回転をかけやすいグリップとは言えませんが、ボールの飛びがよいです

パワーがない方におすすめです

セミウエスタングリップが適しているタイプ

・ボールをしっかり飛ばせる

・スイングスピードが速い女性

・しっかり回転をかけて速いボールでコートに入れたい

セミウエスタングリップはスイングスピードがあり、ボールを飛ばせるタイプの方に向いています

ウエスタングリップが適しているタイプ

・アウトばかりしてしまう方

・スイングスピードのある男性

・軟式上がりの方

ウエスタングリップは非常に回転をかけやすいグリップです

しかしボールを深く飛ばすにはスイングスピードが必要となってきます

スイングスピードの速い男性の方軟式上がりでボールがアウトしてしまうという方に向いています

トップスピンの打ち方・気をつけたいポイント

では打ち方について解説です

テイクバック

・ラケットヘッド:立てる

・面の向き:外向き

テイクバックの段階ではこの2点を気をつけましょう

ラケットヘッドが下がっていると腕が力みスイングスピードが落ちて回転がかかりにくくなります

フォワードスイング

・手首を脱力→ラケットヘッドが下がる

・振り始め:グリップエンド側先行で振り始める

・打点付近:ラケットヘッドが追いついてくる

ここで手首に力が入っているとスイングスピードが落ちてしまいます

脱力できていると自然とグリップエンド側が先行して振り始めることができます

リラックスして振ることを意識しましょう

インパクト

・面の向き:飛ばしたい方

・ラケットヘッド:下向き→上向き
         この途中でインパクトを迎えられるとしっかり回転がかかります

インパクトで気をつけたいことは面の向きです

回転をかけたいからと言って面を下に向けてしまうと飛びが悪くなります

フォロースルー

・面の向き:飛ばしたい方

・ラケットヘッド:上→横→斜め下 (ワイパーのように)

・肩の上に手が来るようにフィニッシュ

ここでも面の向きが大事です

また、手の位置が低いとボールの軌道も低くなりネットミスしやすくなります

高めにフィニッシュするように気をつけましょう

トップスピンを打ちたいからといって回転をかけすぎるのはNG!

最後に、トップスピンをかけたいからと言ってスイングが崩れてしまうとそもそもミートしにくくなります

真ん中で捉えられないことにはいいショットは打てないので、無理にスピンをかけようとしすぎずに徐々にスイングをシフトしていきましょう!

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